YUUKIとパパの闘病日記 縦隔腫瘍 卵黄嚢腫 胚細胞腫瘍

息子が縦隔腫瘍を患い、現在闘病中。生検の結果、腫瘍の成分は卵黄嚢腫とジャーミノーマと診断されました。珍しい病気のようですが息子は絶対に乗り越えるので応援していきます。

抗がん剤の影響 脱毛について

5/31

今日は入院してから初めて、私がお風呂に入れてあげました。

丁寧に全身を洗い流し、頭を洗髪。

出来るだけ軽く、でも丁寧に洗いますがすごい数の髪の毛が抜けてしまい、

思わず目を背けたくなります。

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抗がん剤治療が終われば生えてくるそうですが、心が痛い。

抗がん剤は悪い細胞だけでなく、良い細胞もやっつけるので仕方ない。

副作用かも

5/17

この日は抗がん剤治療の影響からか、見た目がかなりしんどそう。でも本人はなかなかしんどいとは言いません。

 

21:15ごろ胸の痛みを訴える。

本人は呼ばなくていいと言ったが看護師を呼び対応してもらう。ベッドの角度を変えたら痛みが少し治まる。


21:45ごろ、やっと寝付いたが先程の胸の痛みの件で念のため今日の夕方の説明してくれた先生がエコーを撮る。一応、本人の痛みの訴え方はピンポイントで指を指してここが痛いと言うことで、先生いわく、胸全体が痛いとかなら厄介だがおそらく大丈夫でしょう。また痛みが出たら痛み止を出しますとのこと。


23:10寝付いたので23:20に出ました。

抗ガン剤治療開始 BEP療法 1クール 1日目


5/13   BEP療法を開始。


投薬内容 シスプラチン    159mg 
              エトポシド       191mg


現状は肺の状態がよろしくないのでブレオマイシンは状態を見ながらの投与になる予定


副作用が心配ですがまずは腫瘍に効いてくれることを願うのみです。

生検手術 これからの治療について

5/12

全身麻酔による、生検手術を行い少しの腫瘍を摘出。腫瘍の場所が心臓などの大事な部分と近接しているため摘出も難しくあまり取れなかったみたいだが無事成功。本来は生検の検査結果はわかるまで日数もかかるみたいだが、緊急のためすぐに検査結果がわかった。

検査結果は 卵黄嚢腫とジャーミノーマの混成型。(すべての腫瘍が取れていないので他の腫瘍が混ざっている可能性もあるとの説明) 

 

今後の治療については

早速、明日から抗がん剤治療を行う。

治療内容はBEP療法を4~5クール行い、腫瘍が小さくなれば摘出手術。

BEP療法のBEPとはそれぞれ抗がん剤の頭文字
ちなみにベップ療法と読みます。
B→ブレオマイシン
P→シスプラチン(プラチナ製剤という種類なのでプラチナのP)
医師からの説明でもありましたが、良く効く薬みたいですが、その分副作用が本当に強烈みたいです。

 

医師からの説明

 

5/11 木曜日 yuukiの様子を見に病院に。

すると息子はCICUでたくさんの管がつながり、口には酸素マスク。

その姿を見て思わず涙が出てしまった。

 

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その後、別室にていろんな医師から現在の病状と今後の治療計画の説明を長時間受ける。

がこの病気に対する予備知識が自分にはないのであまり理解できず。

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CTやエコーの画像では縦隔部分に約11cmの腫瘍と肺動脈内に2.8cmの血栓があるとの説明。

勝手に想像してたものよりかなり大きい。

握り拳大。

この大きな腫瘍が気管を圧迫しているので呼吸がしにくい。

場所も心臓や大事な血管、肺などもあり、現状は大きすぎて手術が出来ないとのこと。

説明の中で、腫瘍の大きさや場所から考えると悪性のほうが良いかもしれないという説明もあった。

あくまでも現段階では縦隔腫瘍の疑い。

悪性か良性かもわからないので明日、生検

http://pj.ninjal.ac.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/teiango-ruikei-a/seiken.html

を行うとのこと。

そのうえで確定診断をくだすとのこと。