今後の治療方針
本日、血液腫瘍の主治医から今後の治療方針の説明がありました。
説明の要旨
①8/24に肺転移巣の胸腔鏡手術予定
②9/1に縦隔腫瘍の摘出手術予定
③肺動脈の血栓もくしは腫瘍栓については除去しない
今までの苦しくしんどかった抗がん剤治療も4クールを順調に消化し、腫瘍マーカーの値も当初9955だったものが現在13。もうすぐ正常化の10を切りそう。
肺転移巣については初診時に左右の肺にあったものが左側は消滅しており、右側は1.5cm程のものが0.8cm程に縮小。
縦隔腫瘍についても初診時に11cm程のものが5.2cm程に縮小。
手術後、傷や体力の回復等を待って(約2週間くらい)術後化学療法として、AFPが陰性化したことを確認後にBEP療法を2コース施行し終了の予定です。
肺動脈内の血栓もしくは腫瘍栓については除去するためには人工心肺を用いる必要があります。人工心肺の使用により出血など合併症の危険性が上がります。心臓血管外科とも協議しましたが現在それに伴う症状がないこと、全てを取り除くのは難しいことから手術のメリットと危険性を考えると必ずしも除去する必要は無いのではないかとの見解でした。現在は症状はなく腫瘍だったとしても栄養する血管がなく、これ以上大きくなる事はないと考えられるため今回は肺動脈内の塞栓除去については行わない予定です。
いよいよ退院の目処が見えてきました。
今までもしんどかったけど、もう一頑張り。
頑張れ!Yuuki!
腫瘍マーカーについて
AFPの数値
5月10日(入院時) AFP 9955.9
5月12日 生検手術
5月13日 抗がん剤治療開始(1クール目)
5月18日 AFP 8482.7
5月26日 AFP 4050.9
6月5日 カテーテル手術
6月6日 抗がん剤治療(2クール目開始)
6月6日 AFP 1305
6月19日 AFP 547.9
6月26日 AFP 259.4
6月29日 抗がん剤治療(3クール目開始)
7月11日 AFP 48.5
7月19日 AFP 21.6
7月20日 抗がん剤治療(4クール目開始)
7月26日 AFP 13.9
食欲もすっかり戻り体調も戻ってきました。
AFP10を切るまでもう少し。
明日は主治医から今後の治療方針の説明があります。そろそろ手術だろうか。