YUUKIとパパの闘病日記 縦隔腫瘍 卵黄嚢腫 胚細胞腫瘍

息子が縦隔腫瘍を患い、現在闘病中。生検の結果、腫瘍の成分は卵黄嚢腫とジャーミノーマと診断されました。珍しい病気のようですが息子は絶対に乗り越えるので応援していきます。

両側転移性肺腫瘍切除手術後2日目

今日は人工呼吸器、鼻の管と小便用の尿道の管は外れてました。

 

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少しは楽そうですが、まだ痛みがあるみたいで痛み止めを点滴で入れてます。

そのためか、まだ意識がシャキッとせず、ずっと手を握ってきます。


実は2ヶ月程前に、カテーテルが破損したのですが医療事故として、今日の神戸新聞に掲載されてました。

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https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201708/sp/0010494639.shtml

 

 

両側転移性肺腫瘍切除手術後1日目

 

昨日の手術後からPICUにて治療中。

今日、顔を見ると今回の入院中で一番意識が朦朧としている状態。点滴の内容を見るとモルヒネ塩酸塩水和物。

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痰を出すために鼻にはチューブ、小便用のチューブも繋がれてました。かなりしんどそう。

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今はしんどいけど、きっと良くなるから頑張れ!

両側転移性肺腫瘍切除

本日、手術をしました。

手術名称は両側転移性肺腫瘍切除

縦隔の大きな腫瘍を切除する前に、左右の肺に転移している腫瘍を取る手術です。

当初は身体に負担の少ない胸腔鏡手術にて行う予定でしたが背中側を2か所切開して手で触って切除するようになりました。

レントゲン等から写ってたものは右側の肺2個、左側の肺1個を切除する予定でしたが右側は大きい方の5mmほどのものは取れましたが2mm程のものは取れませんでした。逆に左側は1個の予定が2個あったらしく2個切除しました。

手術は約6時間掛かりました。

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手術後、呼吸の状態が安定するまで人工呼吸器をつけて睡眠剤で眠っています。明日には呼吸が安定するように。

 

モービーくんと朴コーチ、ヴィッセルセレイヤミチルさん

今日はyuukiのお願いを知人の元韓国代表ヴィッセル神戸で活躍した朴康造選手が叶えてくれました。

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ヴィッセル神戸のモービーくんと朴コーチ、ヴィッセルセレイヤのミチルさんが病院に来て来れました。

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yuukiも大喜びでした!

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他の子供達や家族たちもすごく喜んでもらえてありがたかったです。
ホンマにありがとうございました!

 

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追伸

「モービーくんと朴コーチ、ホンマに来てくれたなあ!パパ、すごいな。ありがとう。」

本当にすごいのは、すぐに行動に移して実現してくれた朴コーチ、モービーくん、ヴィッセル神戸のスタッフの皆さんです。

一番すごいのはどんな時も笑顔で頑張り続けるyuukiです!
これからも頑張ろう!

 

急遽、明日から一時退院が決まりました。

手術に向けて自宅でリフレッシュです!

 

 

 

今後の治療方針

本日、血液腫瘍の主治医から今後の治療方針の説明がありました。

 

説明の要旨
①8/24に肺転移巣の胸腔鏡手術予定

②9/1に縦隔腫瘍の摘出手術予定

③肺動脈の血栓もくしは腫瘍栓については除去しない


今までの苦しくしんどかった抗がん剤治療も4クールを順調に消化し、腫瘍マーカーの値も当初9955だったものが現在13。もうすぐ正常化の10を切りそう。

肺転移巣については初診時に左右の肺にあったものが左側は消滅しており、右側は1.5cm程のものが0.8cm程に縮小。

縦隔腫瘍についても初診時に11cm程のものが5.2cm程に縮小。

手術後、傷や体力の回復等を待って(約2週間くらい)術後化学療法として、AFPが陰性化したことを確認後にBEP療法を2コース施行し終了の予定です。

 

肺動脈内の血栓もしくは腫瘍栓については除去するためには人工心肺を用いる必要があります。人工心肺の使用により出血など合併症の危険性が上がります。心臓血管外科とも協議しましたが現在それに伴う症状がないこと、全てを取り除くのは難しいことから手術のメリットと危険性を考えると必ずしも除去する必要は無いのではないかとの見解でした。現在は症状はなく腫瘍だったとしても栄養する血管がなく、これ以上大きくなる事はないと考えられるため今回は肺動脈内の塞栓除去については行わない予定です。

 

いよいよ退院の目処が見えてきました。

今までもしんどかったけど、もう一頑張り。

 

頑張れ!Yuuki!